2024年から始まる新NISAの開始に向けた積立設定が、いよいよ11月19日から始まります。
ここでは、積立設定の簡単な解説と積立設定を行う際に抑えておきたいポイントについて解説していきます。
SBI証券は11月19日(日)から設定開始
SBI証券の新NISAに関するページで11月19日より新NISAでの積立設定が開始となることがアナウンスされました。
この部分についていくつか知っておいた方が良い点や注意点を確認していきたいと思います。
①NISA口座を持っているひとは自動的に新NISA口座が開設されます
すでにNISA口座を保有している人は新NISAの開始に合わせて、自動的に口座が開設されます。
まだ、口座をお持ちでない方は、新規での口座開設の申し込みが必要になります。
SBI証券での新旧NISA口座の区別については、現行NISAは「旧つみたてNISA」、新NISAは「NISA(つみたて投資枠)」または「NISA(成長投資枠)」と表示されます。
②現在の積立設定は自動で引き継ぎ
現段階でつみたてNISA枠での積立設定を行っている人は、その設定が新NISAでも自動で引き継がれることがアナウンスされています。
ですが、新NISAの開始に合わせてご自身の積立設定を再度確認することをおすすめします。
我が家では、これまで一括での投資を行ってきましたが、月ごとのクレジットカード決済に設定を変更する予定です。
③クレジットカード新規の積立設定には期限あり(注意点)
2024年の1月から積立を開始したい方は、積立設定の期限がありますので気を付けましょう。
SBI証券では、12月10日までとなっています。
SBI証券ではポイントが多くつくクレジットカードを使用して、ポイントを取り逃したくないという方も多いはずです。
期日までに忘れずに設定しておきましょう。
④変更したい場合は再設定必須(注意点)
投資するファンドを変更したい、積立金額を変更したいというような人は再設定が必要となります。
投資するファンドや銘柄を変更した場合は、それらの銘柄から新NISAでの積立設定を行ってください。
そして、設定金額については、これまでの月上限であった、33,333円から変更を考えている人も多くいることでしょう。
こういった場合についても月の投資金額の再設定が必須となります。
この場合にクレジットカード決済を考えているかたは、先ほどの12月10日の期限までに設定する必要があることには注意てください。
楽天証券の設定についてもご案内
楽天証券では新NISAの設定は既に開始されています。(11月13日より開始となっています。)
新NISAに向けてはここで紹介したものと大筋同じです。
クレジットカードの設定締め切りが12月12日(火)となっている点に気を付けてください。
追記:実際にやってみた
当ブログでも実際にクレジットカードによる積立設定を行いました。その際に気になった点について追記しておきます。
まずは、購入予定の銘柄のページに行くところまでは同じですが、これまでは、「金額」「口数買付」「積立買付」の欄に、NISA買付がありましたがなくなりました。
新NISAは「積立買付」から設定を行っていきます。
続いては預かり区分です。
長期の積立投資を考えている人は、「NISA(つみたて投資枠)」を選択しましょう。
配置的に「NISA(成長投資枠)」を選択したくなりますが、成長投資枠は最大で1200万円分しかないため、特段の理由がない場合はつみたて投資枠での運用をおすすめします。
※特段の理由としては、つみたて枠では買えない商品を購入する場合が想定されます。
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